1学期中間テストを受けたみなさん、お疲れさまでした。
結果はいかがだったでしょうか。
成績が上がっていたり、上位をキープしている当塾の高田中生の定期テストの勉強法を公開いたします。
1、日々の学校の宿題・課題、塾の小テストにきちんと取り組む
一番重要なのは、日々の学習です。
学校の宿題・課題で分からないところがあれば、保護者の方、学校や塾の先生に聞いて、必ず解決しましょう。
また、高校受験生は、学校採用の「新研究」も活用してくれています。
どのように活用しているかは塾生さんにのみお伝えしております。
当塾では中2以上の生徒さんに、英単語や連語の小テストを実施しておりますが、成績が上がっている生徒さんは、週2回必ず小テストを受けてくれます。
塾に来る前に、週末など時間があるときに、しっかり覚えるべきことを覚えてくれています。
英単語・連語を覚えずして、長文が読めるようになるわけがありません。
中学生の英連語テストは、1周目は穴埋め、2周目は英作文なのですが、特に中3女子はよく頑張ってくれており、英作文テストでも9割以上得点されます。
高校に入ってからも成績が上がりそうで、非常に期待しております!
2、学校の宿題・課題の間違えた問題の解き直し
学校の宿題・課題、問題集を一通り解いただけでは、定着しません。
解き直しは重要ですが、正解できた問題は解き直す暇はないでしょう。
たしかに毎日ノートのスペースを手早く埋めるには好都合でしょうが、正解した問題を解き直しは、ほぼ写す作業と言っても過言ではないでしょう。
間違えた問題の解説を先生に聞いたうえで解き直し、同じ間違いを繰り返さないようにしましょう。
どういうところに注意したらミスを防げるかを当塾では日々の授業でお伝えしています。
3、中学生 教科書準拠教材 高校生 塾推薦教材で類題演習
学校の宿題・課題・問題集の間違えた問題の解き直しも終わったら、類題演習を行いましょう。
本当に理解できたのか確かめるためです。
中学生は、当塾採用の教科書準拠教材(科目ごとに難易度に応じて2~3種類ご用意)とそれに付属している確認テストを解いて、さらにその間違えた問題の解き直しまでやれば、成績アップ間違いなしです。
高校生は、お通いの高校の課題の量、課題がある場合はその難易度によって異なります。
成績が上がっている生徒さんは、分からないところの疑問を必ず解決したうえで、しっかり問題演習をしています。
伸び悩みの原因
そもそも学校の問題集さえ解き終わらずに試験を受けている場合、点がとれないのは論理必然ですので、ここでは割愛します。
「勉強している」にもかかわらず、成績が上がっていない場合、考えられる主な原因は以下の3つです。
①基礎知識(単語、用語、漢字)の抜け
英単語・連語、漢字といった基礎知識を覚えることをおろそかにしている場合は、点数が伸びません。
国語以外でも用語をできるだけ漢字で書くようにしましょう。
思考力重視の時代とはいえ、基礎知識がないと、思考することは困難というより不可能でしょう。
小学校で英語をある程度学習しているということで、中学英語は難化しており、中1でつまずくと、中2以降で成績を上げるのも相当難しくなっております。
②演習不足
「勉強」をしているにもかかわらず成績が上がりにくい生徒さんは、自学ノート・毎日ノートに、教科書や問題集の問題を写していたり、正解している問題を何回も解き直したりされています。
そのうち答えを覚えてしまって、考えなくなり、テスト本番で、数字が少し変わったりすると、頭の中と解答欄が真っ白になってしまっているものと思われます。
間違えた問題や、なんとなく解けてしまった問題だけを解き直し、類題演習しましょう。
中学生向けの教材は、市販教材よりも、書店さんでは販売されていない塾専用教材の方が、問題の演習量が豊富です。
簡単すぎる問題や難しすぎる問題を解いても力はつきません。
生徒さんにとって、ちょいムズくらいの問題を解くかがポイントだと10年以上の指導経験から確信しています!
③ひたすら問題をときまくる
問題を解くことは大事ですが、きちんと○付けをして、違ったところは解説を読んだり、覚えていなかったことを確認し、整理することが重要です。
大問、1ページ、見開き1ページなど、理解度に応じて、解く問題の範囲を決めましょう。
苦手単元こそ、範囲を狭くして、スモールステップで進めましょう。
そして、先生にチェックしてもらって、間違えた原因を必ず確認しましょう。
そうしないと、いつまでたっても同じミスを繰り返してしまいます。
ほかにも原因はいろいろありますが、学習の方法がまちがえていなければ、全然記憶できない場合を除き、基本的に成績は上がります。
入塾時期がおそくなるにつれ、分からないところが日々増えているわけですから、成績アップにかかる時間も増えますので、留意されますようお願い申し上げます。