国公立大学進学だけが全てではありませんが、7年連続で国公立大学6割以上合格を果たしてくれたのは、ご送迎をはじめとするご家族のサポートがあってのことと心から感謝申し上げます。
共通テストリサーチではB判定以上が出ながら、ふたを開けてみると倍率が3倍~6倍などの高い壁に果敢に挑まれ、残念ながら、おそらくあと一歩のところで涙をのまれるなど、ご期待に添えていない方もいらっしゃることはたしかで、深くお詫び申し上げます。
当塾では、A判定でないと出願させないというような指導は行っておりません。
生徒様ご本人のご意向を最大限尊重し、たとえ判定は少々厳しくても悔いの残らないよう、アドバイスさせて頂いております。
とはいえ、2次の配点比率の低い地方国公立大でE判定は正直に厳しい旨をお伝えします。
全員に進路を教えてもらえたのは大変有難く思います。
次のステージで、大学受験の経験を活かし、さらに学びを深められ、ご活躍されますことを期待申し上げます。
分析・反省
率直に申し上げると、2025年度の高3生の学年は、高田高校ご入学時から、かなり心配な学年でした。
校内順位が高めに出やすい学年でしたので、高1のときに通ってきてくださっていた方には、校内順位に+5してくださいとお伝えしていましたが、ご入塾されていなかった方は、ご存じなく、油断されていたのかもしれません。
高校受験で上野丘、東明特奨、大分高専に合格された方達が卒塾されたこともあり、高1の1月時点では、塾生さんは、わずか3名でしたが、2023年度の大学受験生が九大2名、高田高で30位以上上げて熊大合格をはじめ11名中9名(残り2名は指定校推薦と一般入試で私大進学。国公立大学受験者10名中9名)国公立大学に進学されるなど、非常に頑張ってくれたこともあり、高2の6月以降は10名の方に入試シーズンまで通っていただけました。
無料の公設民営塾があるなかで、当塾にお通い頂き、改めて深く感謝申し上げます。
(裏を返せば、市・教育委員会、高校が、高校の勉強だけでは到底足りず、塾の必要性を認めておられるエリアということだと思います。
中学の定期テストの最高点、平均点や得点分布をご覧いただければお分かりのように、中学以前からかなり差があります)
英数国は習得に時間がかかりますが、一番安定させやすい英語では、7名の方が英検2級に合格され、高3進級時に継続生割引を勝ち取られるなど、予想以上に頑張ってくれました。
英検準1級にも合格された方1名、共テなし推薦で早期合格早期卒塾をされた2名の方を除く8名の方のうち2名が大学入学共通テストで8割以上得点されました。
数学は高1以前に習うことの理解が出来ていないと、なかなか後から成績を上げるのは難しいので、高1から通っていただいたら、もっとのばしてあげることができたのではないかと反省しております。
特に理系の生徒さんは、進研模試で全国平均点を超え、校内1桁になったからといって、全く安心できません。
英数に比べると下に見られがちな国語ですが、共通テストで200点配点がありますので、高3で国語にあまり時間をかけられない理系の生徒さんこそ、高1のときから古文の文法と単語だけでもやっておいて頂きたかったのが本音です。
理社も、中学の段階で、学校の勉強しかしていないと、演習量不足で、共通テストでも伸び悩んだ方が少なくありません。中学校のときから来てコツコツ学習された生徒さんとの差がついたのは理系の方の理科と地理、文系の方の地歴でした。
いずれにしても、進度の遅い公立高校で、共通テスト1000点満点で全国平均をクリアするのは相当大変です。特に数Ⅲが必要な理系の生徒さんはもっと大変でした。
理系でも国語、地理、文系でも数学を含め、どの科目が難化してもいいように、苦手科目を全国平均レベルにまで底上げすることが重要と再認識しております。
新課程の2年目になり、情報Ⅰもそれなりの難易度があり、時間をとられるようになると、もともと高2から入塾された高田高生が国公立大学に現役合格するのは難しかったのですが、一層難しくなり、熊本大、広島大、九州工業大など以上には高2からではほぼ間に合わないと思われます。
大学入試は東大などを除けば、基本的に第一志望の方同士だけの競争ではありません。
たとえば、広大であれば、共通テストリサーチで九大がちょっと厳しそうなので、広大を受験しようという方が少なくありません。
また、医療系、建築、心理、教育など募集人数が少ないところは、狭き門ですので、思われている以上に難しいです。
大分市内の定員割れしていない高校の進学実績などをご確認ください。
大学名だけで難易度を判断しては痛い目を見ると思います。
国公立大学に推薦入試で合格された方もいらしゃいますが、私立大学の指定校推薦と異なり、受験したからといって合格するわけではなく、大分県の公立高校入試よりも基本的に高い倍率で、推薦が簡単というわけではないと思います。
高校内に同じ志望先の方がいらっしゃった場合、同じ高校から特定の大学・学部・学科に推薦で複数の合格者が出ることは進路多様校の場合は考えにくいので、事実上の校内選抜があり、そのためには、定期テストで上位に入り、評定平均も高くしておく必要があります。
推薦で合格する保証がないということは、共通テスト対策を含め一般入試対策も同時並行で行わないといけませんので、決して楽ではありません。
合格率を高めるためには、高2以前に英検2級合格(面接を含めた推薦入試対策を兼ねる)、模試でC判定以下の場合追加受講をする(予約サイトからのご予約分は追加料金不要)、共通テスト模試で苦手科目でも5割得点が必要ではないかと思います。
高1のときから入試で使う予定の科目は早めに強化しないと、間に合わない可能性が高いです。
また、科目変更を伴う志望校変更はできるだけ避けた方がよいでしょう。
共通テストリサーチが予備校によって、割れており、これまでで一番あてになりませんでした。
リサーチ結果を見てから中堅国立大から地方国立大・都市部公立大への出願変更がかなりあったのではないかと思います。
来年度以降は、これらの変更も踏まえた判定がなされるかを含め注視して参ります。
多くの方に合格体験記に引っ越し準備などでお忙しいところご協力を頂きましたが、進度が遅い高校ならではの工夫を後輩向けに書いてくれました。
それは塾生さんと保護者の方に三者面談で共有させて頂き、頑張りぬいた先輩方に続いて頂きたいと思います!
結果報告
国公立大
金沢大学融合学域スマート創成科学類(前期) K君(高田高)
大分大学経済学部総合経済学科(共テなし推薦) T君(高田高)
長崎大学教育学部小学校教育コース(共テあり推薦) Kさん(高田高)
山口大学農学部生物機能科学科(前期) Sさん(高田高)
山口県立大学社会福祉学部社会福祉学科(共テなし推薦) Iさん(高田高)
長崎県立大学経営学部国際経営学科 Sさん (高田高)
私立大
立命館大学文学部人文学科国際コミュニケーション学域 共通テスト方式(5教科型) Yさん(高田高)
近畿大学
産業理工学部 電気電子工学科 共通テスト利用 K君(高田高)
工学部 共通テスト利用 Sさん(高田高)
産業理工学部生物環境化学科 共通テスト利用3教科型、5教科型 Sさん(高田高)
安田女子大学
理工学部生物科学科 一般選抜(前期)、一般選抜+共通テスト(高得点合算型)奨学生認定 合格 Sさん(高田高)
西南学院大学
外国語学部 一般・共テ利用W合格 Yさん(高田高)
福岡大学
理学部地球圏科学科 Sさん(高田高)
中村学園大学
児童幼児教育学科 一般・共テ利用W合格 Kさん(高田高)
栄養科学部 共通テスト利用 Sさん(高田高)
公立短大
大分県立工科短期大学 K君
医療系専門等
別府市医師会立別府青山看護学校 Mさん(高田高)
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