2024年4月25日木曜日

🌸2023年度大学入試結果報告と当塾の特長(集団授業、動画視聴中心塾との相違点)

合格者祝賀会でのイチゴパフェ@カフェ カシュカシュ

1、報告

2023年度の大学受験生は11名でしたが、今年も少数精鋭で、以下のように、大変すばらしい結果を出してくれました!
今年も全員合格を果たすことができました!
難関大・学部合格も大事かもしれませんが、やはり塾生全員合格が最重要と認識しております。

高田高生は、無料の公設民営塾を含め他塾さんと併用されている生徒さんはいらっしゃいませんでした。

合格体験記は、合格実績ページにリンクをまとめておりますので、そちらからご覧ください。

国公立大 

受験者10名中9名が合格されました。

不合格の1名は私大文系志望でした。

高田高校さんの今年の防衛大学校を含めた国公立大現役合格は21名(宇佐高は56名!)、そのうち国立大現役合格者は当塾生5名を含む12名(宇佐高は32名)でした。


九州大学 文学部 (高田高) 

九州大学 理学部 (高田高) 

防衛大学校 理工学専攻 (高田高) 

高知大学 人文社会科学部  (高田高) 

長崎大学 経済学部 (宇佐高) 

宮崎公立大学 人文学部 国際文化学科 (杵築高) 

熊本大学 工学部 (高田高) *共通テスト利用推薦

広島大学 工学部 第三類(応用化学・生物工学・化学工学系)  (中津南高) *共通テスト利用推薦

山口県立大学 社会福祉学部 (高田高) *推薦 


私立大

学習院大学 理学部化学科 (中津南高)

関西学院大学 生命環境学部 環境応用化学科(均等配点型、数理重視配点型の両方) (中津南高)

立命館大学 文学部 (高田高) *共通テスト利用

立命館大学 理工学部 (高田高)

神戸女子大 文学部教育学科 (中津南高) *指定校推薦

広島修道大 (宇佐高、高田高)

松山大、久留米大(高田高) 

九州産業大 (高田高) *共通テスト利用

福岡大学 工学部、人文学部など (高田高)

福岡女学院大学 国際キャリア学部(杵築高) *共通テスト利用

所感

高田高校の進路実績をご覧いただけばお分かりのように、正直心配していた学年でしたが、みんな真面目に学習できていました。

高校入試のときには中津南に合格が難しそうだった生徒さんも国立大に合格されています!

(どの高校に進まれても、部活を優先するあまり学業をおろそかにすると、国公立大には合格できません。

中津南高校でも国公立大現役合格率は5割程度でしょう。)

模試でもよいときは、高田高校の文系・理系の上位2人は全員が当塾生のときもありました!

入塾時はギリギリ国立大に受かるかどうかという成績だった生徒さんが、調子を上げたり、取り戻したりして、大分県北部からは合格者が多くない国立大に合格してくれました。

また、なかなかエンジンがかからず、浪人してしまうかもしれないと思った生徒さんも、最後まで粘り強く頑張ってくれ、ギリギリ間に合って、複数の有名私立大学に合格されました。

本当によく頑張ってくれた生徒さんを称えるとともに、当塾をお選びいただき、お子様の学習を最大限サポートして下さったご家族皆様に改めて感謝申し上げます。

2、当塾の学習支援の特長

実力的にはもう少し難度の高い大学を受験しても合格できそうな生徒さんもいましたが、来年度から新課程入試になるため、浪人回避を最優先とし、安全第一で受験されている方が多かったです。

当塾では、生徒さんご本人の志望を最優先し、塾の実績作りのために、志望校判定のよいほうを受験するようになどと申し上げることはありません。

むしろ、偏差値にとらわれることなく、生徒さんご本人が興味関心のある分野を学べる学部・学科を受験されることをお勧めしております。

国公立大学現役合格率の高い当塾の特長を説明させていただくことで、動画中心の塾や集団授業の塾との違いを明確にさせていただきます。

真の「個別最適化」

1学年10名以内の少人数制のため、一人一人に目を行き届かせることができます。

人数が多く、しかも学力差が大きい場合は、個別最適化と言いながら、動画視聴を促すだけになりかねません。

公立高校が定員割れしている場合、中学内容も危うい方が少なくありません。

中学内容をマスターしていることを前提にした全国的には標準レベルの動画講義が、難しすぎる場合があります。

高校のコース名が「応用」だとしても、コースの進研模試の平均点が、全国平均よりもかなり下のことが少なからずあるようです。

大学受験ともなると、生徒さんの志望校・学部は異なり、頻出分野や出題形式も異なりますので、特に高3以降は、重点を置くべきところが違ってきます。

地方国立大志望の場合、動画講義のカバー率は低くなっています。

動画講義はスーパーサブ!

動画講義は、学校の授業が分からないときにサブ的に活用しましたが、分からない部分だけをピンポイントで視聴してもらいましたので、視聴時間は長くありません。

現役生は、高校で授業を受けており、部活なども忙しいので、正直あまり視聴する時間的余裕はありませんでした。

そもそも高校の授業で理解できていれば、動画講義を視聴せずに、問題演習をしていった方が理解も深まるはずです。

動画付属の確認テストも簡単すぎたら、あまり意味はありません。

動画講義を見ることに追われて、問題演習量や睡眠時間が不足してしまっては本末転倒です。

部活後に疲れて動画視聴していると寝落ちしてしまう方は少なくないでしょう。

学校の授業に全くついていけない、参考書を読み進められないとか、問題集が全く解けないというピンチのときにピンポイントで使うものだと考えています。

地方における集団授業のデメリット

集団授業の場合、自分が分かっているところも受講しなければならないこともあります。

時間的に相当余裕があれば、それでもいいのでしょうが、部活が忙しかったり、他の科目の宿題もありますので、そんな余裕のある方は、多くはないでしょう。

集団授業の場合、その授業のレベルが自分に合っているかどうかが重要ですが、そもそも通塾する生徒さんが少ないエリアでは、クラスが習熟度別になっていたとしても、せいぜい2クラスにしか分けることができず、自分のレベルに合っていないことも少なくないと思います。

新課程になって以降、生徒さん間の理解度の差が一層顕著になっています。

塾の実績のためにクラス内の上位層向けの授業をされると、クラスで後半の生徒さんは置いてきぼりを食らう可能性もあります。

いくら難関大・学部志望でも、基礎固めをせずに、応用問題にばかり取り組んでも、効果は薄いでしょう。

難しすぎても、簡単すぎても、力はつきにくいでしょう。

当塾のような個別指導塾ではそのようなことを心配する必要がありません。

当塾では、常に志望校への合格率をあげるためには何をすればよいかを最優先に考えて、基礎固めをおろそかにすることなく、アドバイスしております。

バランス重視

苦手教科を平均点レベルにまでは底上げすることも重視しています。

大学入学共通テストで得点率が5割を切るような科目があると、合格可能性が大きく下がってしまうからです。

特に理系の生徒さんで、共通テストで200点満点の国語の対策を怠り、失敗される方が少なくありません。

進度の遅い高校では、理科や地歴で7割以上得点することも容易ではありません。

英語と数学と同様、200点満点の国語で失敗してしまうと、他の教科で挽回するのは容易ではありません。

理系の方も、アドバイスをしっかり聞いて、英語や国語、地歴も含めまんべんなく共通テスト対策をしてくれたので、このような良い結果が出たと思われます。

理系で数学、理科全てできないという方は多くはないと思いますので、理系で差がつくのは、理系科目よりも文系科目と言えるでしょう。

理系でも文系科目を軽視されずに、バランスよく学習してもらえたと思います。

自学力の向上 

最初から教えてもらおうという受け身ではなく、まずは集中して学習し、学校の授業で習ったことを思い出したりしながら、参考書で調べたりしながら、できるだけ自分で試行&思考することが重要です。

自分で考えることなく答えや解法を聞いても、自分でできるようにはならないからです。

何に取り組んだらよいかは、課題などの出来具合によって、適宜アドバイスしました。

学校の授業・課題・進度を考慮

生徒さんから、学校の課題や授業内容・進度などを聞きながら、時間の制約などで学校ではできなかったり手薄な部分や余りにも進度が遅すぎる分野を補強しました。

学校の課題が難しすぎるときは、早く解けるようにサポートしたり、学校の課題が簡単すぎるときは、応用問題を解いてもらったりしました。

入試で使う科目では、いろんな教材に手を出す前に、まず学校の課題などの理解を深めることを優先しましょう。

弱点補強と基礎固めを徹底

生徒さんお一人お一人の学校の課題や小テストの出来具合、定期テストや模試の成績表・答案を拝見して、弱点を把握し、早急に対処しました。

基礎知識の定着、反復徹底を嫌がらずにやってくれ、中学のときよりも人数の多い高校で順位を上げることができた生徒さんも複数いらっしゃいました。

英単語をしっかり覚えていない場合、学校の英語の課題に取り組むときでさえ、いちいち電子辞書で単語を調べないと問題を解けず、時間がかかりすぎてしまいます。

高校の先生に、英単語は自分でやっておいてと言われて、小テストもないのに自分でできる人はそう多くはないでしょう。

入試本番で、みんな緊張している中で、差がつくのは、難問ではなく、基礎部分ではないでしょうか。

理解度に応じた豊富な演習量

進度が遅い学校の場合、どうしても演習量が不足がちですが、当塾には、基礎固め用から応用力養成用まで市販の定評ある問題集がそろっています。

簡単すぎることをやっても、難しすぎることをやっても力はつきません。

生徒さんの理解度に応じた問題集をこちらで選び、学校の課題が終わり次第、各自、自分が必要な教材に取り組んでくれていました。

万全の志望校対策

大学入試過去問データベースなども導入しており、最新の赤本以外にもたくさん使用しました。

過去問はもちろん他の追随を許さない圧倒的な類題演習で最後の最後まで仕上げていただきました。

(過去問を解くのは当然で、そこでは差がつかないと考えております)

夜22時まで使える自習室

自宅で勉強できない男子生徒達は、塾の自習室で開講日は毎日学習していました。

これまでも塾では勉強して、自宅ではリラックスするなど気分転換される生徒さんもいらっしゃいました。

自習室には、大学受験向けの参考書、共通テスト対策問題集や過去問も豊富にそろえていますので、それらも有効活用してもらいました。

無料の公設民営塾があるにもかかわらず、意識の高い生徒さんが集まってくれているので、自習室も非常によい雰囲気でした。

さぼりたくなったときや、しんどいときも友達が頑張っているから頑張れたと言ってくれた生徒さんもいます。

受験は、基本的には個人戦ですが、団体戦的な要素もあると思います。

分からないところを教えあったりして、分かるからできるだけでなく、できるから教えられるレベルにまで仕上げることができたのではないかと思います。

教え合いができるのは、基礎力が高く校内上位生の多い当塾ならではだと思います。

最後は生徒さんの自慢になってしまいました。

最後に

これからも豊後高田・宇佐・中津といった大分県北はもちろん大分県内、いや全国でも国公立大学現役合格率の高い塾であり続けられるよう、情報収集・教材研究を重ね、教務力の強化に努めてまいります!

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