2014年6月17日火曜日

国公立大志望の高田高校生への学習アドバイス

国公立大学受験の場合、高校入試と違い、全科目を1年で仕上げることは相当困難です。
高田高校の課題しかしていないのでは、学習の質・量ともに不足しています。
普段から学校の添削・土曜講座、塾や通信添削、市販の参考書・問題集など学校の課題以外の学習をしていない生徒さんが、高3の部活を引退してから受験勉強を始めても、たいてい間に合いません。
大学受験の場合高3の12月までにある程度仕上げておく必要があります。

高2までで、英単語帳、英文法問題集を1冊も仕上げていなかったり、
数学の黄色チャートすらまともに解いていないようでは厳しいです。
どの科目も高校の小テストは毎回8割以上をとれるよう日々学習しましょう。
積み重ねが非常に大事です。

高2・高3の皆さん、Vintageは、学校指定の2倍の速さで進めましょう。
一回やっただけでは、身につきません。
最低でも2回は解く必要があると思われます。

相談を受けたとき、お話をよく聞くと、
自分で苦手だと思っている科目以外も、合格レベルに達していないことが多いです。
国公立志望の場合、現段階でマーク模試で全科目6割以上とれていないと厳しいです。

高1・2生は、高3になってあわてなくて済むように、
早めに志望校判定の出る全統模試を受けておきましょう。
当舎で実施しています。

成績の伸び悩みを
学校のせいにしてはいけません。
高校の先生は、クラスの半数以上が理解できるレベルの授業をしなければならないのです。
学校の進度が遅いことも先輩の話を聞けば分かることです。
自ら進学先を選んだのですから、自己責任です。
自らの志望校への高田高校の近年の合格実績を比較すれば、校内順位で大体何番くらいにいればよいかは分かるでしょう。そうと分かっているのですから、対策をとらなかったほうに責任があります。
あとで誰かを責めたところで、結果が変わるわけではありません。

指示待ちになってはいけません。
自分の人生の選択です。主体的にならなければなりません。
将来から逆算する先読み力も必要です。
まずは、なんといっても大学や受験についての情報収集をしましょう。

使える手段はどんどん利用しましょう。
具体的には、学校の課題プリントだけでなく、希望者がしている添削も積極的に取り組みましょう。
自分で市販のいい問題集を解いて、分からないところは学校の先生に質問しましょう。
何がいい問題集かは、市販の勉強本をいろいろ読んだり、大分のフォーラスに入っているジュンク堂など大きな書店で実際に手をとって使いやすいか見てください。
高田高校の面倒見はいいと思います。
高校の先生をどんどん頼りましょう。

塾の生徒さんは、塾の指定教材にも取り組みましょう。

高2の生徒さんは、塾のアドバイス通り、
英数現古だけでなく、理科社会も問題演習をきちんとやっててくださいね!

センター試験を受験される生徒さんで、マーク模試の成績が低調な生徒さんは、
1・2年生の時に使った教材・模試の解き直しを夏休みまでに行なうとよいでしょう。
新課程となった数学・理科は、過去問だけでは足りません。
理科社会は学校の進度が遅いので、早めに通信添削や駿台、河合塾、東進など大手予備校の出すマーク問題集なども活用しましょう。

受験予定校の選定も早めに行いましょう。
第一志望校と同レベルの学校だけでなく、いわゆる滑り止めや、センターで失敗した際の出願先など、3~5校を決め、早めに過去問を入手しましょう。
そして、出題形式を確認しましょう。
センター試験後は、あっという間です。私大入試の準備もあるので、国公立大対策にとれる時間はそうたくさんあるわけではありません。

高3生は、
秋からセンター・2次の過去問や予想問題、類題演習に取り組むためには、
夏までに基礎固め、未習分野つぶしを終えておく必要があります。

センター試験をマークだと思ってなめていると痛い目を見ます。
大半の高田高校生は11月からセンター対策に専念しないと間に合わないレベルだと思われます。

思ったことを書き綴り、長くなってしまいました。
言うまでもないことばかりかもしれませんが、
少しでも参考になれば幸いです。

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